1年間でDL数2億回突破、ニューヨークタイムズによる音声サービス

現代、音声ブログの時代

 ニューヨークタイムズ(NYT)がポッドキャストにて提供する音声サービスが好評を得ている。若者層の新聞離れが進む中、NYTは昨年2月からニュースの解説をする番組「The Dairy」の配信を開始して、たった1年でダウンロード数2億回を突破した。
 ポッドキャストはネット媒体におけるラジオ番組の様なものでありPCやスマホで時間に左右されずいつでも聞くことができるウェブログである。インターネット上に更新される音源を簡単にダウンロードして、自身の端末に素早く取り込むことができる仕組みだ。
 ポッドキャストには有料番組、無料番組があり、NYTが提供する『The Dairy』は20分程度の無料番組。毎回一つのニュースを深く掘り下げる。利用者の半数以上が40歳以下、若年層の新聞をあまり読まない方々へも音声で聞くことができ、敷居が低い。「The Dairy」ダウンロード2億回ということもあり、年間広告収入もかなりも額を見込めている。NYTの成功例をみて、ワシントン・ポスト紙も12月3日からポッドキャスの新番組の配信を始めるとのことだ。

国内でも進む、オーディオメディア

 日本国内においてもメディア各社はニュースの音声配信に乗り出している。日本経済新聞社は、その日の朝刊の一面を読み上げるサービスを提供。朝日新聞は独自開発のスマホアプリ「朝日新聞アルキキ」をローンチしている他、毎日新聞は音声放送アプリ『Voicy』に「毎日新聞チャンネル」に開設し、ニュースを音声配信にて発信している。
 ニュースの音声サービスは通勤等の時間に上手に活用できるため、40代男性を中心に支持を集めているようだ。今後、国内メディアもNYTの前例から紙媒体、映像媒体に更なる音声サービスの充実へ舵を取るのであろうか。

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