世界初の”AIニュースキャスター”、中国で公開

現時点では、AIアナウンサーが活躍するのは限定的な範囲ではあるものの、実物のその見た目は、実写のTVニュースを見るのと何ら遜色はない。

このAIアナウンサーは、実際に存在する男性アナウンサーをモデルに、声や顔から作り出したクローンだ。AIは人間のアナウンサーの映像から抽出したスピーチ、唇の動き、表情などから合成加工されており、ムービーを見る限りあまりのリアルさに驚くことだろう。このAIアナウンサーは、中国・烏鎮で行われたWorld Internet Conferenceで初めて発表された。

彼らは公式にXinhuaのレポーターチームに仲間入りしたとのことで、「他のアナウンサーたちと共に、信頼性が高く、タイムリーで、正確なニュースを中国語と英語で伝えることができます」とのこと。ただしこのキャスターはAIとは言っても、生身の人間や、思考判断ができるディープラーニング型のAIではなく、原稿をそのまま読み上げるだけの「バーチャルなCG」という存在でしかまだなく、主な役割としては「迅速に、いつでも最新速報ニュースを報じることが可能」という位置にいる。

AIキャスターの登場でTVやメディア業界はどのように変わる?

当然のことながら、CG技術も日進月歩で発達し続けている昨今 局側のコメントには「彼らは365日24時間働く、コストパフォーマンスに優れた存在」という目線での評価がほとんどだ。実際、今後世界中でバーチャルキャスターが次々に採用されていけば、経済的な意味では生身の人間キャスターは「雇用」という面で確かにハイコスト・ローパフォーマンスなものとなっていく事は明らかではある。

ただ、私たち「ヒト」にとってはあくまでもデジタルな情報を受け取るだけがニュースの役割とは言い切れない。猫も杓子も「AIキャスター」を軒並み採用する時代が来たとしたら、そこに「生身のヒト」が報じる画面に、すぐに改めて高い価値と実感・好感を得られるようになってくるのではないだろうか。

参考文献:https://japanese.engadget.com/2018/11/08/ai-2/

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